身だしなみ×アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダでは、身だしなみに関しても色々と指示をしている。
内容としては、
身体を清潔に保つとか、爪を整えるとか
ごくごく当たり前とされていること。
何故こんな事をわざわざ指示するのか?
それは、身だしなみの乱れが心のザワつきを産む原因になり得るから。
アーユルヴェーダでは心のザワついている状態も病気と見なしているのだ!
例えば接客業をしている人が歯磨きをし忘れてしまったとする。
すると、口臭や歯に何か挟まっていないかなどが気になってしまい、
本来果たすべき自分の役割(業務)に集中できなくなる。
やるべき事に集中できないのは人生にとって宜しくない状態。
大げさに言うと、人生の目標に向かう途中の障害物となる。
身だしなみを整えていないだけで、余計な心配が生まれ
あるべきところに心がない、『心ここにあらず』の状態になるのだ。
ちなみに私は爪とか髪、服装も気になってしまう。
もちろん身だしなみに関して大して気にならない人もいるかもしれない。
じゃあその人はそれでいいじゃん、と言いたくなるが、そうでもない。
本人は良くても他人の心をザワつかせている可能性があるのだ。
例えばお風呂に何日も入らず髪がベタベタになっていたり、
きつい体臭が漂っていたりする人が満員電車で隣に立ったらどうだろう。
大抵の人は心がザワつくはず。
人との関わりを断つ事が不可能に近い世の中。
様々なヒントやチャンスも運んでくるのは人が殆ど。
より良く生きるためには他人にも気を配る事が必要不可欠なのだ。
心をザワつかせるのは何かショックを受けるようなものを見たり聞いりしたという、などの外からの要因だけとは限らない。
心のザワつきを沈め、自分の目標目的にしっかりと精神を集中させることができるよう
身近で簡単な身だしなみを見つめ直すのも良いかもしれない。
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