ヨガの小話〜タパスはチャンス〜
前回に続き、今回もヨガの八支則から。
今回は『タパス』。
日本語で言うと『自己規律』
※スペインのおつまみではない。
あれとは別物。
やりたい放題ではなく、やるべき事から逃げずに向き合い、
為すべき規律に従って日々を過ごすこと。
時には苦しさや痛みを伴う経験が必要に応じてやってくることもある。
そのため精神修行とか、苦行とかいう意味合いもある。
しかし、それを乗り越えると過去にやらかした悪い事(パーパ)を浄化することができる、とヨーガスートラのパタンジャリ先生は教えている。
日々小さなタパスはそこそこあるが、
2〜3日前に、大きめタパスボールが私のところへ転がってきた。
なんと、会社のヨガ部が開催しているレッスンの講師をやれというのだ。
今までお願いしていた講師が多忙のため、スケジュールが合わなくなっているらしい。
ティーチャートレーニングを受講してはいるものの、
7月末に始まったばかりで、最近やっと15分程度のロープレをしどろもどろ状態で行っているレベル。
レッスンを受けるのと運行するのは全く違う。
しかも本番は1週間後に迫っている。
しかも受講者は3〜4名程度だと思っていたのに、箱を開けると10名前後。
こちらが練習させてもらう程度なら気は楽だが、
なんと謝礼を受け取ってほしいとのこと。
今の私にとっては大タパスである。
レッスン用の音楽プレイリストを作り、プログラミングをする。
身体は動いても、言葉が詰まる。
ボキャブラリー不足。
ティーチャートレーニングの課題ものし掛かる。
でも、これを乗り越えれば強い意志と自信を養うことができるのだ!
転がってきたボールは拾います。
逃げても追いかけてくる。
ピンチはチャンス。
タパスもチャンス。
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