ヨガの小話〜ひとりで頑張らない〜
今日からヨガインストラクター1級のトレーニングがスタートした。
今日の哲学講義の中で印象に残った言葉。
『自分の力だけで何かをする事はできないことは勿論、
存在することすらできないという事実を知りなさい』
他者の存在に支えられて生かされていることをうっかり忘れてしまい、
ついつい自分ひとりの力で生きていると錯覚してしまう時は危険だ。
例えば仕事にしても、ひとりで頑張ろうとすると、
周囲は『この人は助けが要らないんだ』と判断する。
そして自分はどんどん精神的・時間的な余裕が無くなり、
『自分ばかり忙しい』とストレスを溜め始める。
イライラし始め、周囲への言動が攻撃的になり、ますます孤立する。
心身が壊れることもある。
ひとりではなく、皆で生きている事を常に念頭に置いて
お互いに与え合って調和し、みんなが良くなるように働く。
自分より相手の方が得意なことは、素直にお任せする。
無意味なプライドや自我は手放してみる。
自分だけの幸せ・自分の財布の中身を増やすことばかり考えるより、
自分を含めたみんなで豊かに幸せになるにはどうしたら良いかを考えて動いたほうが、
よっぽど大きなスケールで楽しい事ができる。
結果として生み出されるものも大きくなる。
視野が狭まって物事が上手く行ってない事に気付いたら、その都度修正していこう。
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