仏教の『空』と数字の『ゼロ』の興味深い関係
『真我(しんが)』を『アトマ』と読んだり
『三昧(さんまい)』を『サマーディ』と読んだり…
仏教とインド哲学の関係は興味深い。
〝『インド人がゼロを発見した』ということについて申し上げますと、
インドにおいて、数字における『ゼロ』という言葉と、それから仏教の『空』というのは、同じ『シューヌヤター』というサンスクリット語で表現されているのです。
その両者は、同じ言葉から出ているわけですね。
ゼロを発見するということは、『無限大』とか『無限小』という世界のこと形而学的に考える能力がないと、なかなかできないことだと思うのですね。〟
引用:
『日本とは何かということ』
司馬遼太郎先生、山折哲雄先生 著
何もないと同時に全てを含む。
目に見えないため想像力を働かせないといけないのだけど、とっても面白い分野!
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