靴下の穴から始まった〝充足感と幸せ〟の考察
靴下に小さな穴があいているのを発見した。
そして私の視線と意識は、その親指付近にあいた穴に釘付けになる。
おそらく皆さんも同様の経験はあるのではないか。
けど、それと同時に
今もしっかり足を包んで守ってくれている、穴の空いていない大部分に感謝したことはあるだろうか?
右膝を怪我したら、右膝のことばかりを考える。
けど、それと同時に
何事もなく通常通りしっかり働き、何なら右膝の仕事を少し肩代わりしてくれている左膝の労をねぎらったことはあるだろうか?
何となく満たされない、不幸な感覚に落ちいったらどうやってそれをおさめるか?
人それぞれ答えはあるだろうけど、
私の結論は感謝と、有難い状況に気付ける心余裕である。
『あーはいはい、知ってる。どっかで聞いたわ。』
と、言って片付けてしまいそうになるが、結構私は忘れるのである。
しかし有難いことに、この世にはお知らせサインが届くシステムが存在するのだ。
救いようのない不幸まで転落してしまわないように、感情を通じて何かが内側からサインを出してくれる仕組みだ。
そのサインこそが〝何となく満たされない、不幸な感覚〟である。
私は何となくモヤっとしたり、満たされない感覚が湧くと、感謝探しゲームを始める🎮
雨風をしのげる家があって有難いなー
自分でこれをいちから作れと言われても無理だわー
電気やガスがワンタッチで、しかも安定供給されてて有難いなー
フィジー滞在時にハリケーンが襲来して11日感の停電を経験したのは良い経験だった。
毎日文句ひとつ言わず、持ち主のために消化・排泄を続ける、健気且つ健康な胃腸を与えてもらえて有難いなー
ちなみに、ちょっと食べ過ぎた翌日は必ず胃腸に謝り、日頃のハードワークに感謝することにしている。
老廃物を濾過し、血液をきれいな状態に保ってくれている、勤勉な腎臓にも頭が上がらないなー
人工透析の大変さを知れば、腎臓に感謝せずにはいられんのだ。
今目の前にあるスマホやPCだって、皆んなにもっと素晴らしい体験をしてほしい・日々の生活をもっと楽に快適にしてあげたいという
誰かの意思や愛情から産まれたものである。
ちょっと視野を広げてみれば、自然や人からの膨大な愛情の中でぬくぬくと生かして貰っていることに気づく。
これでもまだ『だーけーどー』と続ける方は、不平不満ラットレースに強制参加の刑が待っている。
しかし、それが好きならやっても良い。
忘れてはいけない、私たちは自由に選択できるのである。
有酸素運動で多少痩せるかもしれないが、私は遠慮したい。
見るとこズラせば景色が変わる。
見たい景色は自分で選べる。
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