〝あの人キライ〟を越えていく〜逆転の発想〜
どうも苦手・関わるとイライラする・正直好きではない。
こういった人が私にはいる。
ここではAさんとしましょうか。
以前はただ苛立ちを抑え続けたり、できる限り避けるようにしていた。
一時的にその場を凌ぐことはできるが、すぐにぶり返してくる。
モグラ叩きみたいなもんである。
そこで、ヨガの教えのひとつである『プラティパクシャ・バーバナ(逆転の発想)』をお試ししてみた。
会話もほぼ無く、無言の牽制が続く冷戦のような緊張状態が続いており、まあまあ参っていたのだけど、
とある出来事があり、その時のAさんの対応に素直に感心したので、褒めてみたのである。
(ちなみに以前の私なら、つまらない意地を張って何も言わずにスルーしていたと思う。)
突然、冷戦中の敵から褒められたAさんは目を見開き、だいぶ驚きの様子であったが、少し照れくさそうにしながらもかなり喜んでいた。
でも個人的に最も驚いたのは、
自分の心の中にあった、つっかえが取れたというか、何とも言えない清々しさで満たされた事である。
それはもう、真夏の奥入瀬渓流ばりに。
不要な意地や訳のわからん『許せない』を手放すと、こんなに良い気分なのかと身をもって体験した。
つい宜しくない衝動に負けそうになり、理想と逆の行動をとりそうになったらば、
『全集中の呼吸、逆転の発想の型』の出番である。
一瞬立ち止まって『理想の自分ならどうするか?この相手が自分の大好きな人ならどう行動するか?』と自分に問いかけて、
〝理想の自分〟がとるであろう行動や、〝大好きな相手〟に対してとるであろう行動を取ってみるのだ。
感情ではなく良心に従うと、かなり人生は好転すると思うのであります!
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