アーユルヴェーダ式、春の過ごし方
だんだんと暖かくなってきましたね。
3月後半~5月前半あたりまでは、冬に蓄積された土と水のエネルギーである【カファ】が春の日差しで溶け出し、悪化する時期であるとアーユルヴェーダでは教えます。
冬から春にかけてどのような変化が私たちの体に起こるかというと・・・
食欲、消化力、体力、抵抗力が徐々に弱まり、中程度に。(最も強いのは冬、最も弱いのは夏)
では具体的にどんな対策をとるべきなのかは、以下にまとめてみました!
■日常生活のポイント
・日差しにあたりすぎない(強まってきた太陽光は体力を奪いやすくなります。)
・インテリアを凝ったものにする(気分的な切り替えもまた、大切です。)
・夜に月の光や冷たい風に当たらないこと(体を冷やし、カファを悪化させます。)
・日中の暖かい南風を受けたり、花を楽しむのは◎
・ファッションはカラフルに(カファを抑える赤系の服が特におすすめ。)
・寝室に花を飾る
・運動は体力の限界の半ばまで。(呼吸が荒くなり、額、脇、鼻、手足に汗をかくくらい。)
・昼寝は厳禁。(悪化しているカファを更に増やしてしまうため。)
■食事のポイント
消化に時間のかかる、高カロリーな【重性】のものを控えめに。
控えめにするべき食べ物:
油を多く利用したもの、牛肉、豚肉、卵、カニ、エビ、ヨーグルト、ケーキ、アイスクリーム、甘いもの、ナッツ類、冷たい飲み物。
春を快適に過ごすための食べ物:
鶏肉、羊肉、ヤギ肉、小麦、大麦、古米、非加熱ハチミツ、おろしショウガを入れた熱めの白湯など。
私自身の体質が【カファ・ヴァータ】のため、春先は調子を崩しやすいのですが、アーユル式生活を実践することで少しずつ改善されています。
春先は身体が重い、眠気に襲われる、やる気がなくなりがち・・・なんて不調を感じる方は、ぜひ参考にしてみてください^^
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