ヨガの小話〜針穴をくぐるには?〜
私が指導して貰っているヨガの師匠は、座学であろうが身体を動かすフローであろうが、
まず冒頭にいくつかのルーティンを行う。
それは『こうすることになっているから』という形骸的なものでは無く、合理的な意味がそこにはある。
針に糸を通そうとする時、糸が毛羽だっていては針先の穴に通すことはできない。
まずは毛羽を取り除き、糸をより直さなきゃいけない。
師匠が広い意味での『ヨガ』を指導する前に行うアレコレは、
生徒たちが針穴を通り抜けられるようにする為の準備のようなもんである。
なんで最初に座るのか?
なんで目を閉じるのか?
他にも色々あるけれど、
問われて初めて『そう言えば、なんでだろう』と考え込む場面は、ワナカムヨガスクールでは多々ある。
無意味・無駄なことはさせない。
針穴くぐり体験ができるヨガを色んな人に体験してもらいたいなーと思う。
0コメント